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タイムトライアルは最高のトレーニング

考察
11 /28 2013
昨日の記事に書いた通り、今回のつくばマラソンでサブスリーを達成できなかったことは、酷く残念なことではあった。
しかしながら、この4ヶ月の道程で得られたものは、決して少なくない。

そこで、備忘録として、この4ヶ月を振り返ろうと思う。
私自身にとってはもちろんだが、その他のランナーにとっても有用なものとなれば、それほど嬉しいことはない。


今回は、直近4ヶ月における、5000mTT(タイムトライアル)の推移とその有用性について述べる。
毎月第3土曜日に、5000mを400mトラックで計測していた。
その記録は、下記のとおりである。

7月  21'35
8月  19'49
9月  19'09
10月 18'06
11月 18'17
(1秒以下は省略)


TTの有用性は非常に高く、トレーニングには絶対に組み込むべきだ。
その効用の主なものは、下記のとおりだ。

1.自分の現状を客観的に把握できる

日々の練習を積んでいても、果たして自分が速くなっているのかどうかは、よくわからない事が多い。
例えば、10kmのペース走で、それまでのキロ4分30秒のペースからキロ4分15秒のペースで走れるようになったからと言って、速くなっているとは限らない。
単純に、頑張るようになっただけの可能性も高いからだ。

しかしながら、一定距離のタイム測定をすることによって、頑張ることは当たり前の前提として、生理的指標やランニングエコノミーが向上しているかどうかを、具体的な数字として把握することができる。
これにより、自己満足なだけのトレーニングを避ける事ができる。

2.トレーニング効果の大小がわかる

タイム測定を定期的にやることにより、トレーニングの効果が上がった期間と、そうとは言えない期間をつかむことができる。
私について、この4ヶ月に関して言えば、特に効果が上がった期間は「7-8月期」「9-10月期」である。
逆に、効果が上がらなかった期間は、「10-11月期」ということがわかる。
このことは、やるべきトレーニングや、やってはいけないトレーニングを考える上での、重要な手がかりとなる。
トレーニング日誌をつけていれば、何かしらの傾向がつかめるかも知れない。

極々たまにTTをやることももちろん悪いことではないが、その場合は、自己の現状把握はともかく、トレーニング効用を考察する材料としては不足の感が否めない。
一方、定期的にTTをすることによって、一定のスパンに区切った上でのトレーニング効果を考えることができるのである。
ターム毎に練習内容をがらりと変えることにより、実験的な試みも可能となる。
(つくばに向けてのトレーニングで実験してみたことがあるが、それは次回以降で述べる)

3.目標レースへの期分けができる

私がつくばマラソンに全力をつくすことを誓ってからは、本番までは4ヶ月が残されていた。
長いとも短いともとれる期間であるが、漫然と過ごしていては、あっという間に過ぎてしまったであろう。

つくばのスタートラインに着くまでに、自分が想定していたのは「5000mで最低限18分半、できれば18分切り」というものだった。
そのためには、段階的に走力を上げていく必要があった。
例えば、10月まで5000mが20分以上かかっていたとして、いきなり1ヶ月で2分縮めることは相当難しかっただろう。
7月から11月にかけて、少しずつでも確実に速くなっていくことが現実的であった。
毎月計測することによって、少しずつハードルを上げることができたわけだ。

4.モチベーションの維持

定期的なTTをやることの最大の効用は、モチベーションの維持だろう。
もし年に数回しかレースに出ないとして、それ以外に練習を除いた真剣勝負の場がないとすれば、レースまでモチベーションを維持するのはあまりにも厳しいものとなる。
もちろんレースが近づいてくればモチベーションは上がるだろうけれども、他の大半の時期が自堕落なものに陥る危険性がある。
その点、TTは簡易レースの位置づけとして、モチベーションを高めてくれるはたらきがある。
定期的に練習に組み込めば、常に高いモチベーションを保つことが可能となる。


以上のように、TTには他のトレーニングでは産み出せない、大きな効用がある。
しかし、偉そうに管を巻いたものの、私はやるべきトレーニングであることを見越した上でTTをやっていたわけではない。
そもそも、5000mで追い込むようなトレーニングは相当負荷が高いものであり、私1人だけではとてもする気が起きない。
大学時代からの先輩が誘って下さったおかげで、このような大きな恩恵に授かることができたのである。
毎回一緒に走ってくださる先輩、後輩に対して、そしてTTをやれる幸運に巡り会えたことに対して、本当に感謝している。
(ご覧になられていないでしょうが)この場を借りて、御礼申し上げます。

TTはシリアスランナーにとって、練習の効用のみならず、モチベーションの維持なども含めて、最高のトレーニングだと確信している。
レース単体では点にすぎないが、定期的なTTにより線をつくりだすことができる。
そういった意味では、レース以上の価値を持つと言っても過言ではない。
ジョギングやLSDのような繋ぎ練習はもちろん、ペース走やインターバルなどのポイント練習ですら、TTに従属するものに過ぎないのである。
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