平成24年度初のハーベストのキャリアセミナー

その他
07 /22 2012
先週の19日、NPO法人ハーベストのキャリアセミナーin東北生活文化大学高等学校に参加致しました。
昨年度は14回参加いたしましたが、今年度のキャリアセミナーは初。
久しぶりでしたので、2コマのうち特に1コマ目は結構緊張しました。

今年からは、話す内容を大幅に変更しました。
タイトルは「冒険に行こう!」で変わりませんが、50分1コマのうちの前半部分を法律の話、後半部分を「行ってみよう!やってみよう!」をテーマに僕の体験談、という構成にしました。
前半部分を一方的な講義ではなく、4人程度の班に分けて、法律をつくる内容にしました。
ワークショップ形式にして、能動性を引き出す作戦です。
ただし、本格的な法律はややこしいですので、スポーツのルールを考えてもらうことにしました。
既存のスポーツのルールを変更するとどうなるか?ということを想像してもらい、ルールというのは目的がまずあって、そのためにルールをつくるということを感じてもらうのが狙いです。
「もし◯◯が◯◯だったら、◯◯になる。」といったテンプレに、スポーツやそのルールを埋めてもらいました。
「もし剣道の竹刀がネギだったら、ネギ臭くなる。」
「もしバレーで手が使えなかったら、セパタクローになる。」
などが出ました。
狙い自体は悪くはなかったかと思いますが、なかなか上手くいきませんでした。
「まず目的ありきで、それを達成する手法としてルールがある」ということをもっと強く言うべきでしたね。
あまりにも自由にやらせすぎました。
ですので、バレーならバレーで決めてしまって、
「「目的:試合時間を短くする」この目的を達成するためにはどんなルールが考えられるだろう?」
という形式の方がいいのでしょうね。
その上で、例えば「3回ではなく2回で返す」「人数を減らして、ラリーが続かないようにする」「コートを広くする」などが出てくるようにすべきでした。
(まあ、どれも試合自体は面白くなくなるでしょうけど、あくまでもルールの目的ありきという部分は意識してもらえるかと)
また、班分けが意外と難しい。
全く知らない者同士だと、コミュニケーションが取りづらい。
かと言って、仲が良すぎる者同士だと、ワークショップ以外の時間も私語をしがちになる。
といったジレンマもありました。
後半がワンマンショーなので、その分前半部分はこれからのキャリアセミナーでも重要であることは変わらないですね。
上手く演出することで、ただ「面白かった」ではなく「参加して面白かった」ような能動的な満足感を生める講義にしたいものです。

後半は、昨年同様にインドに行った時の話とM-1予選に出た時の話。
昨年一年間でふるいにかけた話ですので、展開としては大きな問題はなかったと思います。
面白かったのは、班ごとに反応が違うこと。
コミュニケーションがよく取れていた班は温まっている分、笑ってもオッケーだという空気があり、笑ってくれていましたが、そうでない班は厳しい反応。
その差は、予想以上に大きかったです。
(女子の方が笑い上戸なので、あまり男女混合の班にしない方がいいのかも。。。とも思ったり。)
昨年の場合、クラス全体で同一の空気が流れていましたので、乗るか反るかはその時次第だったことを考えると、班に分けることは(滑り防止の)リスク分散になりますね。
だからこそ、前半部分でしっかりコミュニケーションを取ってもらうことが重要だと感じました。
そして、まだM-1グランプリを知っている人ばかりなのでいいですが、年を追うごとに減っていくでしょうから、M-1の話は来年ぐらいまででしょう。

ところで、この日、とても嬉しいことがありました。
僕は後半の話の中で、「みんなの夢は何?」という話をします。
「なりたい職業」や「やりたい仕事」という聞き方をしたときもありましたが、やはりしっくりこなかったので、戻して「夢は何?」という聞き方にしました。
とはいえ、こう聞いて「私の夢は○○です!」とバーンと言える生徒はほぼ皆無。
この日も言えたのは、35人中1人だけでした。
もちろん、言うことができないことを責めるつもりは全くありません。
言ったところで「何いってるの?」「無理でしょ。」と否定されることへの恐れがある子も多いと思います。
ただ、「なかなか言うのは恥ずかしい人もいるだろうし、僕もみんなと同じぐらいのときに・・・(中略)。みんなの夢を応援している人は絶対いるし、僕もみんなの夢がかなうと信じている。」との旨はしっかり伝えて、講義を終えました。

終了後、一人の女子生徒が僕のところへ来ました。
彼女は、
「私、将来情熱大陸に出ることが夢です。あのオープニングの音楽に乗って出ますから、見といてください!」
と言いました。
胸が熱くなりました。
そう、そういうことが聞きたかったのです。なりたい職業に限らずに。
こみ上げてくるワクワクやドキドキを、抑えずにバーンと吐き出して欲しいのです。
現実味がなくて甘いかもしれませんが、僕は夢や憧れというものが色あせそうになる人生を再び光らせるのだと信じています。

自信を持ってそういった彼女は、講義の時よりもずいぶんとまぶしく輝いて見えました。
僕は、
「早く出ないと、番組終わるかもよ。急がないと!」
と言いましたが、いつまでも待ちます。

ありがとう、ハーベスト。
これからもよろしくお願い致します。
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