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ミラーニューロンと高齢福祉

その他
01 /24 2010
今日、twitterで面白いつぶやきをみた。
ケアマネージャーをされている@ryyohrさんのつぶやきだ。

@ryyohr ウチの利用者で、駅伝・マラソンを(テレビで)見ると必ず号泣する方がいる。泣きながら「ガンバレ~!走れ~!」って叫ぶ…。何か思い出深い出来事があったのかな?


このつぶやきに興味がわいたので、やりとりしてみた。

@izuyaseto 駅伝やマラソンは、経験者にとっては切ない共感を呼ぶスポーツだと思います。どんな思い出か興味深いです
@ryyohr その利用者さんが言うには「明治大学に通う孫が走っている」とのことです。今度家族の面会があったときに聞いてみよう。


これは、ミラーニューロンのはたらきだろう。
『ミラーニューロンの発見』(ハヤカワ新書)によると、

映画の中のよく出来た悲壮な場面を見ているときに、私たちがどっぷり感情におぼれてしまうのはなぜだろう?それは私たちの脳内のミラーニューロンが、スクリーン上の苦悩を自分のものとして再現するからである。(中略)選手が捕球するところを見たときに発火するニューロンのいくつかは、自分が実際に捕球するときにも発火する。だから、見ているだけで、同時にプレーしてもいるような気になれる。(中略)さらに、そのとき見ている選手がロジャー・フェデラーなら、私のミラーニューロンは猛烈に発火するに違いない。私はフェデラーの大ファンだからだ。


つまり、見ただけでやったように発火する物まね細胞ということだ。
ミラーニューロンの特徴をまとめると、

 ・観察しているだけで、行動したようにミラーニューロン(一定の脳神経)が発火する。
 ・対象に思い入れが強いほど、その脳神経は強く発火する。

ということだ。

上記の@ryyohrさんの例に当てはめると、その利用者の方は駅伝を見ていただけでまるで自分が走ったように一定の脳神経が発火したわけだ
しかも、見ていたのはかわいい孫が奮闘する姿なので、より強く発火したと考えられる。
これは、何もこの方だけではなく、よく見られる事例だろう。
阪神ファンがあんなに勝敗に一喜一憂するのは、自分たちが応援側という枠を超えて、プレイヤーの一員になっているということだ。
サッカーで、「サポーターは12人目のプレイヤー」と言われるのも、あながち間違いでは無い。

ミラーニューロンのはたらきを考えれば、身体的な制約がある人でもプレイヤーになれる可能性がある
高齢者に好きなスポーツを観戦してもらうことは、充実した日々を送ることに繋がるだろう。
私が住む東北地方は高齢者の自殺が多いが、この物まね細胞が何らかのヒントになることを期待したい。
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