雑多に、思いつくままに


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(今日は法律関連の内容です。興味がない人はスルーして下さい。)

IT関連のご相談で、
「ソフトウェアの開発を人にお願いしたいのだけれども、その時にどういった契約を結べばいいのか?」
といった話がありました。

人に仕事をお願いする際には、3種類あります。

・雇用
・請負
・委任

雇用は、皆さんもほとんど経験している会社と従業員との間の契約形態です。
決まった労働日・所定労働時間の間、指揮命令を受けて労働力を提供した対価として、給与が支払われるというものです。
自社・事業体でコンスタントに仕事が来ている状態であれば、雇用してしまっても構わないと思います。
ただし、まだ起ち上げたばかりで先がわからないという状態であれば、雇用はリスキーです。
一旦雇ってしまうと、切りづらいということもありますしね。

また、ソフトウェア開発の場合、完成品を提供することが重要ですから、そういった点でも雇用は不利益があります。
雇用はあくまでも指揮命令に従って、一定時間働けばいいですので、もし労働の成果が上がらなかったとしても、余程のことがない限り被用者に責任を問うことはできません。

そうしますと、請負か委任がベターでしょう。
この2つの大きな違いは、頼まれごとを完成する義務があるかないかです。
請負は完成義務があり、完成品を提供して初めて報酬がもらえます。
ですので、ソフトウェアに万一重大な欠陥・バグがあった場合、頑張ったはいいけれどもお金がもらえないということがありえます。
一方、委任は完成まではさせなくてもよく、段階に応じて報酬をもらえるという努力義務があります。
ですから、バグなどがあったとしても、仕事に応じた報酬がもらえます。
(ただし、損害賠償しなければならないことはありえますので注意!)
以上から判断しますと、受ける側は請負契約は避けたほうがよさそうにも思えますが、その分、高い報酬が望めるでしょう。
つまり、ハイリスク・ハイリターンをとるか?ローリスク・ローリターンをとるか?ということです。

また、建築物と違って、ソフトウェア開発は完成品が解りにくいことが多いです。
それが元でトラブルに成ることも多いようですから、仕様を明確にしておく必要があります。
請負か委任か?どういった仕様か?といった辺りを明確に説明・合意の後、仕事をお願いするべきでしょう。


以上は、法律面からの一般論に過ぎませんので、もし同様なケースを経験された方がいましたら、いろいろ教えて下さい
よろしくお願い致します!
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【2012/01/05 11:00】 | その他
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