幻の第38回深夜マラソン

その他
11 /14 2011
2002年の8月の終わり頃だっただろうか。
トライアスロン部の後輩である入部紘一君が「瀬戸さん、深夜マラソンやりましょう!」と言ってくれた。
応援団内からではなく外からそう言ってもらえたのは、応援団OBとして純粋に嬉しかった。
僕自身、ぜひやりたいと思った。

ただ、この時の応援団は現役団員がゼロであり、OBの有志だけで活動を続けている状態だった。
応援を継続的に行なうことは難しく、ましてや城萩祭などのビッグイベントを行えないであろうことは明白だった。
その頃の僕がとんとらの一員としてトライアスロンしかやっていなかったこともあり、もし深夜マラソンを開催できる方法があるとすれば、応援団が主催、トライアスロン部の有志で共催としてサポートする形以外は考えられなかった。

後日、応援団と入部君と僕で話し合いが持たれた。
結果として、深夜マラソンは開催しないことが決まった。
深夜マラソンの準備はかなり大掛かりな作業だが、研究や実験で忙しいOBだけで構成された応援団に、実労部隊として動ける人間はいなかった。
そして、トライアスロン部がサポートするとしても、万一のことがあった時の責任問題などを考えると、開催に踏み切ることは出来なかった。

話し合いの後、48号線ガストを出ると、自分の無力さに情けなくて、涙が溢れた。
「せっかく、やろうって言ってくれたのに・・・ごめん。」
声が震えて、それ以上は何も言えなかった。


第38回大会の開催が幻となり、9年の月日が流れた。


そして、2011年。
悲しい年になったけれども、ピンチはチャンス。
深夜マラソンをやるとしたら、今しかないと思った。
応援団の現役に対して、「深夜マラソン、やってみない?」そんな話を持ちかけてみた。

とは言え、今の現役は深夜マラソンを知らない。
もしかしたら、全く興味がないかも知れない。
最盛期には500人もの東北大生が参加(僕が委員長を務めた第36回でも422人)したイベントであり、東北大学応援団には欠くことができない大切なピースなのだが・・・

しかし、それらの悩みは、全くの杞憂に過ぎなかった。
松本からのメール
松本君からのメールに、思わずニヤけた。
今も昔も変わらず、応援団が気合オンリー・ノーブレインで突っ走る存在であることが嬉しかった。

そして、2011年11月13日。
無事、第38回大会を開催することができた。
2001年10月21日以来、10年ぶりに、時計の針が再び動き始めた。


東北大学学友会応援団、本当にありがとう。
入部紘一君、本当にありがとう。
深夜マラソン手ぬぐい
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