乳酸は疲労物質ではない

その他
01 /22 2010
乳酸は疲労物質ではないそうだ

Wikipediaによると、

近年まで乳酸は疲労物質と信じられて[1]多くの雑誌、出版物、テレビ放送などで広く伝えられてきた。しかし、医学的な根拠が無く、最近では疲労物質ではないという研究結果も報告され、乳酸が疲労物質であるとう説は医学的に否定されている


詳細は不明だが、そもそも医学的根拠は以前からなかったように解釈できる。
では、なぜ医学的根拠もないようなものが、長い間信じられてきたのだろうか。

こちらのサイトによれば、

「乳酸=疲労物質」と言われるようになったのは、「疲労すると血中に乳酸が増える」という100年ほど前の実験の結果だけ。わかっているのは「疲労した身体の血液中には乳酸が増えている」という事実だけでした。しかしながら、それは「乳酸が肉体を疲労させる」というような形に変わり、「乳酸=疲労物質」と言われ続けてきたのです。


つまり、疲労と乳酸の間に相関関係はあるが、因果関係はないということだ
相関関係と因果関係を見誤ることはよくある。

たとえば、みかんの売り上げが増加するにつれて火事の件数が増加したとしよう。
この場合、一見みかんが火事の原因になっているように見えるが、そうではない。
みかんの売り上げが伸びるのは冬であり、ストーブなどの火の不始末が増えるから火事も増えるのである。
よって、みかんと火事は相関関係にあるが、因果関係にはない

また、同サイトには乳酸の効用が踏み込んで述べられており、

もともと乳酸は脳神経系では重要なエネルギー源です。運動をすることによって、筋肉疲労を早く回復させる役割をしています。筋肉運動で乳酸が増えるといっても一時的なものであり、この乳酸は、エネルギーを生み出す重要な物質であることが証明されているのです。結果的に、乳酸は、疲労を引き起こす物質ではなく、疲労を軽減させてくれる物質であるのです


なんと、疲労の原因どころか、むしろ疲労を軽減させてくれる物質ですらあるとのことだ。
100年もゴミのように言われ続けてきたことが不憫でならない。

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コメント

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No title

乳酸についてですが、「乳酸=疲労度合いの目安」だと思っていました。
有酸素運動時、つまり体の酸素が使われ、酸素不足の状態(専門的には嫌気的条件下と言います)ではエネルギー源である糖が代謝されて出来るピルビン酸が還元されて、乳酸になります。
この乳酸はそのうち肝臓などで糖に再変換されるのですが、疲労時はこの乳酸の代謝よりも乳酸の生産が上回っている状態なのだと思います。

それにしても乳酸の回復効果は初めて知りました!ビックリです。

No title

解糖系ってやつかな?
感覚的な捉え方としては、有酸素運動を超えると乳酸がバーっと出てきて、疲れてくると糖へ再変換しても、それ以上にジャンジャン乳酸が作られる感じか。
確かに、なんとなく悪者的な気がしてしまうかも。

回復効果があるっていうのは面白いよね。