挫折の痛みにキッズ・リターン

その他
11 /22 2010
キッズ・リターン

北野たけし監督の映画は『キッズ・リターン』しか見たことがありませんが、この映画は超面白いです。
テーマは、『青春と挫折』で大いに共感する部分があり、スポーツをやっていた人なんかは、特にそうかも知れませんね。
しかし、それ以上に興味深いのが、この映画が94年のバイク事故の後に作られていることです。

『キッズ・リターン』が登場する前の経緯は、こんな感じです。

バイク事故直前の頃は、『たけしの元気が出るテレビ』『世界まる見えテレビ』『お笑いウルトラクイズ』など、コメディアンとしてノリに乗ってました。
僕自身、めちゃめちゃ笑わせてもらいました。
しかし、そんな人気絶頂の頃にバイク事故を起こし、半年間の休業に入りました。
戻ってきた時の記者会見での痛々しい顔面神経痛は、今でも忘れられません。

それからは、元気が出るテレビやお笑いウルトラクイズはいまいち笑えず、番組内容の試行錯誤などもあったものの1,2年で打ち切り。
『たけしは終わった。』という声もよく聞くようになりました。 

この『キッズ・リターン』という映画は、そんな折に世に送られた作品です。

この背景を頭の片隅において観直してみると、バイク事故直前までのたけしをトレースするように映画が展開していくことが分かります。
そして、バイク事故の後、世間から冷たい言葉を浴びせられていた時に、たけしが何を考えていたのかということも・・・
世間に対して宣戦布告をし、実際に映画人としてのめざましい活躍を成し遂げた今の姿を見るにつけ、この時の想いの強さがひしひしと伝わってきます。


本当、このエンディングはインスパイアされます。
まだ見ていない方、ぜひぜひご覧ください、お勧めです!
(YouTubeのにアップされている予告編はかなりネタバレですので、見ないようにして下さい!)

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