退路を断ち、感謝する

その他
11 /15 2010
25周年では、『天才の力は有限、努力は無限』『一人一人がトライアスロンに対する研究者に』など、多くの心に残る御言葉を頂戴しました。
その中でも、特に私の心に刺さったのが『退路を断つ』『感謝する人が強くなる』の2つです。
大学受験の時のことを思い出しました。

現役生の時の大学受験で
北大→落ちた
金大→受かった
となった時に、私は北大へ行きたい思いが強かったですので、浪人することにしました。

その時の私の担任は『金沢大学に籍を置いて浪人しろ』つまり、仮面浪人をしろと言いました。
一年後に、北大に落ちたときのために保険をかけろということなのでしょう。

私は、一年後の自分が受かることを信じてもらえていないことに強い憤りを感じました。
『見とけよ!ゼッテー受かってやるから!!』
口に出しはしませんでしたが、そう思い金沢大学の入学手続は取りませんでした。

あの時に、金沢大学に籍を置いておかなくて本当によかったです。
私の高校からですと金沢大学に行ければ御の字ですので、一年後の保証がされていますと『これで十分じゃん』と諦めが入っていたかもしれないからです。
真剣に打ち込むためには、逃げ道を潰して緊張状態を高めた方が良い事を身を持って体験しました。
そのおかげで、一年後に無事東北大学の工学部マテリアル開発系に入ることができました。
(材料系は、北大よりも東北大の方が良いということで、第一希望は変わりました。)

ただ、あの時の体験は、今思えば片手落ちでした。
退路を絶ったことによる良い緊張感だけではなく、憤怒による怨念?のような力が大きすぎました。
あの担任の先生に対して感謝の念を抱けるぐらいの器の大きい人間になりたいですが、それにはまだ時間がかかりそうです。
心のそこからそう思える日が来て欲しいものです。

憤怒は時に内から湧く力にもなりますが、間違った方向に向かうこともあるでしょう。
しかし、感謝は外から自分を後押しする力になり、正しい方向に導いてくれると思います。
感謝という言葉を忘れずに生きていこうと、改めて強く思いました。
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