オススメ雑誌『フォーリン・アフェアーズ リポート』

その他
11 /03 2010
フォーサイトが復活しましたね。
以前、某バンコク市民に薦められて購読を始めたのですが、開始2ヶ月ぐらいで休刊になってしまい残念な思いをしておりました。


それで、休刊になった後に、国際情報誌でいいものがないかを調べておりましたら、『フォーリン・アフェアーズ リポート』という雑誌を発見。
フォーリン・アフェアーズ

このブログを読んで、自分も読むことにしました。
わたしが知らないスゴ本は、きっとああんたが読んでいる

たとえば今号(2010年1月)の「中国の台頭の戦略的意味合い」を読むと、中国をステレオタイプに描く日経○○との差が際立つ。中国に対するパワーバランス形成を視野に入れつつ、エンゲージメント政策(軟)とリスクヘッジ政策(硬)を展開する米国、対日路線をソフトパワーにシフトさせている中国、国内問題に囚われ役割を果たせないでいる日本が、明快に語られている。

 この大局観はかなり参考になる。「アメリカが関与しなければ、基本的にアジアは、中国が支配的な影響力をもつ一極支配構造になっていく」という主張は、好む好まざるとにかかわらず、実現性の高いシナリオだ。もちろん鵜呑みは禁物だが、影響力ある多くの人がこれを読んで判断・決定しているということを忘れないように。 

こういった大局観がこの雑誌の売りですね。

たとえば、2010年1月号の『世界を変える四つの人口メガトレンズ』も興味深いです。
最近、『デフレの正体』という名の新書が結構売れているようですが、ザックリ言うとデフレを団塊の世代を筆頭とする高齢化から説明する人口論です。
そして、この人口トレンドは日本だけのことではなく、欧米、韓国、そして中国なんかでも起こっていることです。
経済面では新興国である中国が入っているところも面白いですね。
ですから、高齢者向けの商品・サービスは日本国内だけではなく、グローバルに売れる可能性があるのかも。

といったことを考えたりする材料として好適です。

ちょっとネックなのは、1冊2200円とやや高め。
しかも、上に挙げた『世界を変える~』の記事が11月号にも掲載されていて損した感じ。
(まあ、新記事の関連記事ということなのでしょう。悪気はないと信じたい。)
僕は、自分の事務所独立準備とその直後でバタバタして読まないだろうと思って、しばらく取ってませんでした。

とは言え、読み返してみますと、やはり濃い内容でためになります。
そんなわけで、再び取ることにしました。月2200円ぐらいの価値は十分あります(3ヶ月分から取れます)。
外交に熱心な政治家の方なども読んでいるようですので、新聞を読んだりするときなんかに新たな視点を持てると思います。
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コメント

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本ブログへのコメントありがとう.何気なく連動させていますね!フォーリン・アフェアーズ リポートの購入を検討してみます.研究費で購入できるかも.

わたしが知らないスゴ本は...の方が書いているように,納得できる「大局観」を得られるのは貴重ですね.大局観を持っていることは,ぶれない研究をするためにも非常に重要です.

こちらこそ、コメントいただきましてありがとうございます。フォーリン・アフェアーズ リーポートは、クーリエやフォーサイトとは違った良さがありますので、ぜひぜひご検討ください!

日々のニュースにはおとりのような記事があって、大局には影響しないものも多い気がします。
僕自身、目の前の仕事に精一杯で大局を見失ってしまいがちですが、本当に実現したいもの・事に対して真摯でありたいです!