雑多に、思いつくままに


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仕事に関する話題でごめんなさい。


武富士が会社更生手続きを申請しました。
会社更生というのは、破産とか民事再生とかと同じく、倒産手続の一つです。
まあ、それに関しては、僕よりも詳しく説明しているところも多いので割愛。

気になるのは、消費者金融の4大大手(アイフル、武富士、プロミス、アコム)のうち、アイフル、武富士と2社が整理手続に入り、他の2社はどうなるの?といったことです。


個人的には、大丈夫なんじゃないかな?(つまり、倒産手続はとらないんじゃないかな?)と思ってます。
理由は、2つありまして、

1。銀行の傘下に入っている。
2。海外に積極的に進出している。


1。について

総量規制によって自己破産が増えてきています。
理由は、それまでは借り入れで工面することで生活が成り立っていたのに、その借入ができなくなってしまったからでしょう。
そして、アイフルや武富士も、基本的にはそれと同じです。
アイフルや武富士の飯の種になる貸付金は、銀行(や社債や株式)でゲットしてます。
しかし、当たり前ですが、返してくれなさそうなヤツには銀行は貸してくれませんし、それは個人でも企業でも同じ。
上限金利がこれだけ低いと、銀行から見たらアイフルやら武富士には貸したくないのでしょう。
そんなわけで、個人で自己破産せざるを得ない人と、ほとんど同じ状況です。
一方、アコムやプロミスは、早いうちから銀行の傘下に入って、銀行とうまくやっていく事を選んでました。
ですから、上限金利が低くても、銀行から借りることができるのでしょう。


2。について

プロミスやアコムは、絞りとれない日本人はさておき、海外にも目を向けていますね。
SankeiBiz

プロミスはこれまで香港とタイで消費者金融業を展開しており、海外事業の収益の大半を香港が占めている。同事業の経常利益は年30億~40億円程度。10年3月期の連結経常利益予想204億円のうち、海外事業は2割程度を占める見込みだ。

(中略)さらに、中国本土では、金融改革の一環で消費者金融設立に追い風が吹いている。今年1月には、上海、北京、成都の3都市で、現地銀行3行による初の消費者金融3社の設立が認可された。プロミスは、こういった動きも背景に、行政など関係機関と設立に向けた最終調整を進めている。

 同社は香港で20数店舗を展開しており、これまで中国の国民性を加味した審査や貸し付け、回収ノウハウを蓄積してきた。この結果、高い確率での回収を達成しているほか、年40%という高い金利により高利益をあげているという。

(中略)海外事業については、他の消費者金融も力を入れており、大手のアコムもタイやインドネシアで展開している消費者金融事業をさらに強化していく方針だ。 

まあ、20%でしか貸せないところで貸すよりは、40%で貸せるところで貸すほうが当然効率もいいでしょう。
取引履歴なんかを見ても、90年代前半は40%近い金利で貸していますから、その頃のノウハウそのまま使えます。
90年代前半といえば、消費者金融の役員等が高額納税者の上位にランクインするようになってきた頃です。
今はまだ海外市場での売上は、会社全体の売上の中核ではないかも知れませんが、今後はそうなることもあるのかも知れません。


僕は、リスクフルな人に貸し付ける存在自体を否定しません。
古代ローマでも、ブルータスが高利貸しだったように、社会は高利貸しを必要とするのでしょう。
ですので、消費者金融のような存在も、形はともかくあるべきだと思います。

とは言え、略奪的な取立て等はあってはならないとは思います。
消費者金融の海外進出が、単に日本類似の多重債務問題を海外へばら撒くだけだとしたら、とても悲しい。

高利貸しは必要だけれども、リスクフルであるがゆえに取り立ても厳しくなってしまうというジレンマ。
長い歴史の中でも難しい問題であり、今すぐに答えが出ません。
それでも、考えることだけは辞めないようにしようと思います。

(今後はこういった話は、別のブログでも作ったほうがいいかもしれないですね。)


追記

最後の方は、解釈によっては消費者金融を礼讃しているように受け止められるかも知れません。
僕が言いたいのは、現実問題として、金に困っている人が生活をしていくためにはどうすればいいのか?ということです。
生活に苦しんでいる人でも、国や自治体に頼りたくないというプライドもありますから、そういった人に無碍に『生活保護を使いなさい。』とは言いづらい。
しかも、支給する側も、親、兄弟、親戚、に連絡して、『金を出せないの?』といった事を聞いたりするのであれば、プライドも糞もない。
そうなってくると、生活の方法の一つとしては、消費者金融のような高利貸しが必要なのではないか?ということです。
そうは言いましても、目の前に借金で困っている人がいたら最善をつくすのは当たり前ですし、そのためには消費者金融に対して過払いを請求するのも当たり前だと思っています。
総論賛成でも、各論反対のことなんていくらでもある。

答えが見つからない問題の中で一つ確かなことは、金利の問題というのは、キャップを被せてハイ終了!ということはないということです。
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【2010/10/02 22:16】 | その他
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