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残業代とインセンティブ

その他
02 /05 2010
今日の記事は、ただの愚痴です。
しかし、人をその気にさせることを考える上では、多少参考になるところもあるかもしれません。
そういったことを考慮していただいた上で、読んで頂けますと嬉しいです。

今月から私の勤める事務所では残業代が出ることになりました
今までは残業をしても一円も出なかったわけですが、これからは残った分だけお給料が増えます。
ありがたい。

・・・はずですが、私はうれしくありませんでした
むしろ、なんだか暗い気持ちにすらなりました。
なぜでしょうか?

それは、所長が次のように言ったからです。

仕事もどんどん溜まっていくから人を雇おうと思うけど、まずは今いる人にがんばってもらうことにします。


つまり、所長は金を出せば今いる人間は働くと思っているということです

今考えるとこういった言葉でやる気をなくすのは二流だなと思いますが、少なくともその時点ではかなり気持ちが沈んでしまいました(今は立ち直りました)。
しかし、冷静に判断しても、所長の言葉はあまり上手くなかった可能性があります。

人をその気にさせるために、何らかの動機付けを与えることは有効でしょう。
しかし、動機付けならどういったものでもよいわけではなく、よかれと思ってやったことが裏目に出る場合があります。
ビジネスシーンだからといって、金を上げれば何でもやるわけではありません

インセンティブ(タイラー・コーエン著)という本には、次のように書いてあります。

その状況が自分の力ではどうにもならないと思っている人に対しては、金銭的報酬を提示するのは慎まなければならない。間違ったインセンティブによって、こうした人々の無力感が増幅され、破壊的な行動に走り、半句のための反抗をするようになる。要するに、賞罰を適用すると、奴隷になったように感じることになるのだ。


こういったご時世ながら、私が勤める事務所は仕事がどんどん増えております。
そして、今の人数と今の勤務時間ではどうにもならなくなっております。
そのため、この記述には非常に共感します。
そして、いろいろ考えた結果、私はこれからは一秒たりとも残業をしないことにしました
(もちろん残業というのはひとつの選択肢ですので、それ自体を否定はしません。)

ちなみに、ここまで固く決意するのにも理由があります。
それは、所長が上記のように残業代を出すといった日に、残業をすることなく帰って読んだ本がこの『インセンティブ』という本でした。
これもひとつの出会いだと思いますので、タイラー・コーエンのアドバイスに従ってみようと思います。
(あと、残業は居残り給食にも似た、精神的プレッシャーがありそうですね。)
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