トレーニングは、量と質に加えて、変化率が重要かも知れない

考察
11 /30 2013
先日の記事で、7月からの5000mタイムトライアルにおける記録の推移を記しました。

7月  21'35
8月  19'49
9月  19'09
10月 18'06
11月 18'17
(1秒以下は省略)

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4ヶ月程度ですので、多くのことは言えないのですが、伸びている期間と伸びが少ない期間に分けられます。

◯伸びている期間
・7-8月期
・9-10月期

◯伸びが少ない期間(むしろ遅くなった期間)
・10-11月期

※8-9月期に関しては、1ヶ月で40秒程度速くなっていますので、悪くはありません。
 まあまあといったところであり、特筆すべきほどでもないでしょう。

さて、伸びている期間に関してですが、7月のTTまでは随分サボっていた(5-6月約30キロ、6-7月ゼロ)ので、400キロ以上走った7-8月期が伸びが大きいのは、当然とも言えます。
しかしながら、真剣に練習を始めてある程度時間が経過した後の、9-10月期に1分以上伸びていることは、注目すべき点かと思います。

逆に、10-11月期には遅くなってしまっており、これについても興味深い点かと考えられます。


□9-10月期の練習について

今でもそうですが、トレーニング内容については、試行錯誤の連続です。
つくばが刻一刻と迫ってきていたこの時期は、心理的なプレッシャーもあり、練習内容が安定しませんでした。
ペース走、インターバルのポイント練習に加えて、レペティション、バイクでのペース走、クロカンなどを行っておりました。
概要としては、下記のとおりです。

◯ラン
・ジョグ・・・ペースは随時。多数回行ったが、LSD(2時間以上)は3回。
・マラソンペース走・・・4分40秒から4分30秒ぐらい。実施回数2回。
・LTペース走・・・4分から3分50秒ぐらい。実施回数3回。
・インターバル・・・3分20秒から3分45秒ぐらい。1回1000m*3-5本。実施回数3回。
・レペティション・・・400m*5本など。実施回数2回。

◯ラン以外
・ロードバイクLTペース走・・・心拍数160前後で20分。実施回数1回。
・バウンディング・・・約30タッチ*5本から8本。実施回数3回ぐらいかな。


もちろん、ジョグが中心ではありましたが、同じペースで2日連続走ることは、ほとんどありませんでした。
練習量は、300km強でした。


□10-11月期について

この期間は、比較的解りやすいトレーニングを実施しました。
それは、2時間以上のLSD(キロ7分以上)ばかりやるというものでした。
ポイント練習はほぼ無しで、黙々LSDを行っておりました。

練習量は、9-10月期と殆ど変わらず、300km強でした。


□変化率の違いによる効用の差

それぞれのタームでのトレーニングの特徴は、以下のようにまとめられます。

◯9-10月期
・量・・・並
・質・・・やや高い
・変化率・・高い

◯10-11月期
・量・・・並
・質・・・低い
・変化率・・低い


練習効果の要素としてしばしば言われるのは、質と量です。
しかしながら、これに加えて、変化率というのも大きな要素ではないかと、推測しております。

このことは、全く根拠が無いわけではなく、最近ウェイトトレーニング界で物議を醸している、波状ピリオダイゼーション類似の効用があるのではないかと考えております。
(波状ピリオダイゼーションについては省略。ググったりしてみてください、あしからず)

要するに、トレーニングが不安定だったのは、裏を返せば、高い変化率を生み出したのではないかということです。
それにより、筋肉や循環器が常に新しい刺激を受けることができたのではないでしょうか。

また、おぼろげな記憶で恐縮ですが、リディアードのランニングバイブルにも、同様なことが書いてあったはずです。
その内容は、毎日同じペースで走るのではなく、ペースに強弱をつけることが、スタミナをつける上で重要だといったものでした。
リディアードは、大々的な実験はしてなかったにせよ、経験的に波状ピリオダイゼーションの効果を知っていたのでしょう。


ポイント練習の前後はともかく、つなぎの練習は、(少なくとも私の場合)同一ペースになりがちです。
意識的に変化をつけることにより、練習効果を上げていきたいものです。
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