輪廻転一生

その他
12 /20 2012
輪廻とは、死後に別の生き物として生まれ変わるという仏道の概念だと認識していたが、どうやらそれだけではないらしい。
一生に限ってみても、輪廻というものは存在することを感じた一年だった。
ブロッコリーの小さな房をもぎ取ってみると、そこもまた元のブロッコリーと同じ形をしているのと同じようなイメージだ。

私は、学生時代に、東北大学学友会応援団に所属していた。
最初はそれほど応援に興味はなかったものだが、選手を知るほどに熱が入り、第41代では団長まで務めさせて頂いた。
しかしながら、時の流れは残酷なもので、応援団は誰でも3年半で終了しなければならなかったため、私も例に漏れることなく、3年半で任期が終了した。
「ずっと応援団でいられたらいいのに・・・」
そんな叶わぬ想いを胸に、涙ながらに応援団を後にした。

あれから11年の月日が流れた。
あの頃憧れていた夢は、今、現実のものとなっている。
今年の1月に、復興支援団体をまとめる復興起業家支援協議会を起ち上げた際に、顧問には井口泰孝先生が就かれた。
あの頃、学友会全体をまとめる体育部部長先生だった井口先生だ。
あの頃、東北大学応援団員だった私は、今はMAKOTOという起業家応援団に所属させてもらっている。
あの頃と全く変わらないシチュエーションに、胸が踊った。
以前のブログ記事参照

そして、この話には続きがある。
先月11月23日、ハーベストのオータムセミナーが行なわれた。
この日は、井口先生も講義をなされたので、初めて授業をうけることができた。
それだけでも、大変嬉しかったのだが、この日はそれだけでは終わらなかった。

打ち上げにも井口先生はいらして、しかも、会の締めに私は団長エールを振らせて頂いた。
井口先生の前で振るのは、11年ぶりとなる。
まさか、井口先生の前で振ることになるとは夢にも思っていなかった。
あの頃と、何にも変わらない・・・変わったのは「叶わぬ夢ではなかったんだ」という確信があることだけ。

3.11で生き長らえて頂いた、二度目の生。
また、応援団員として迎えることができるとは、あの頃描いた夢を実現できているとは、私はなんと恵まれていることか。

私の好きな言葉の一つに、英治出版の社長を務めていらっしゃる原田英治さんの言葉がある。

「誰かの夢を応援すると、自分の夢が前進する。」

あの頃、みんなの夢を応援していて、自分が心底やりたいトライアスロンというスポーツに出会え、応援そのものを続けることも夢となっていた自分には、この言葉を見た瞬間に衝撃が走った。
言語化はできていなかったけれども、ずっとずっと感じていたことだった。

色褪せかけていた夢が、再び光を帯び始めた。
絶えることなき蛮声を、これからも張りあげていこうと強く思う。


(Facebookをログインしていただくと、動画を見れます。私のちょうど左にいらっしゃるのが井口先生です。)
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